【連載閑話】筆者の旧不動産売却顛末記 | 奥さま聞いてよ!妻を愛す恋愛体質夫の生活      変なタイトルだけど意外にも長編私小説なのです

【連載閑話】筆者の旧不動産売却顛末記


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奥さま・・・筆者一口メモです。

本編作業も別途進んでいます。少しお待ちを。

 


タイトル未設定

七夕の日に引越しを敢行し、先週はどたばたの中でやっとの思いで本編記事

を更新しました。この3連休は引越しの翌週にあたるわけですが、転居に伴う

色々な作業が山積みで、ゆったり休むこともままならず慌しい時間を過ごしま

した。土曜は私の仕事には割合良くある「休日出勤」で、妙に朝早く会社に出て、

妙に明るいうちに仕事が終わり帰宅。この日の午前中に集中的に配達された

家具・備品などの荷解きをして、まだ残っている引越し荷物の整理に取り組み

ました。

 

実はこの土曜・・・けっこうドキドキの日だったのです。新しい家を購入するに

伴って、従来住んでいたマンションを売却することになったのですが(条件が

非常に良い物件なので“賃貸”で回す選択肢もありましたが、ローン負担を

減らすために思い切って売りに出しました)、その売り出し初日だったのです。

 

中古マンションの売り出し方法には色々たくさんありますが、私は新居を購入

した不動産業者に任せて、いわゆる“専属専任媒介”という方法を取りました。

理由は簡単。極めて信用の置ける業者と担当者だったから。最初からネット

で情報を流して広く浅く購入希望者を募る手法もありますが、私の場合は早期

決着をつけるために、近隣住宅を中心に折り込みチラシを配布するだけに

とどめました。「初公開お得物件」であることをアピールしたかったのと、世話に

なった業者にマージンを独占させてあげたかったからです。ネットに情報を流し

て公開してしまうと、値引き合戦になりますし、最終的に売値を公開しなくては

なりません。色々面倒なのです。七夕の朝は運命がかかったチラシが配布さ

れることになっていたのです。

 

しかしご存知のとおり東京地方は大型台風通過のため、土曜と日曜は激しい

風雨に晒されていました。とても不動産探索日和とは言えません。案の定で

すが、初日は1本も問い合わせがないまま幕を閉じました。翌日曜も2件の

翌日内覧希望の電話がなっただけで動きなし。当然なのですが、急に夜間

の契約作業が入る可能性があるので、あまり遠くには外出できません。2日

間も何もないと、少し焦りが出てきます。「このまま売れなかったらどうしよう」

そんな不安感が心を支配します。でも、現実的には広さもスペックも利便性

も環境も抜群ですし、価格もかなり抑えたので(それでも数年前では考えら

れない高価格になってますが)、状況さえ整えば売れないはずはない・・・

これがプロである担当不動産業者の読みでした。

 

実は日曜は毎年楽しみにしている横浜国際花火大会の予定日でした。私の

本業関係の特権で、打ち上げ場の真下の特等席で観られる席を毎年いくつ

かキープするのですが、今年は夫婦で出かける予定でした。しかし売り出し

週に重なったため、夜間の長時間外出は控えなくてはいけなくなり、今年は

諦めていたのです。ところが不動産売却の障害となった台風のおかげ?で

今年は全面中止になったらしく、少しだけ気持ちが楽になったのは確かです。

どっちみち花火は観られなかったわけですから・・・。 

 

3連休最終日の月曜。この日は台風が予想より早く通過したせいで快晴に。

しかし新たな問い合わせ電話は鳴らず(不動産業者の報告が逐一入る)、

結局前日のアポイントのみ。昼頃と夕刻に1件ずつ。物件は良いのだから

実際に見て確認してもらえば気に入ってくれるはず。そう信じて自宅待機。

もしも2件ともだめだったら、こんなつらい精神状態で毎週末を束縛される

のだと思うと、心底寒気がしました。早く解放されたい。でも叩き売りはした

くない。さらにどうせなら「ちゃんとした人」に買ってもらって大事に住んで

欲しい・・・そんな思いが頭の中をグルグル回ります。

 

最初の内覧者は理由は不明だけれども「購入は見送る」との返事が午後

すぐに届きました。この時点で進退窮まっています。残る1組が購入して

くれないならば、売り出し方法を根本的に考え直すことになります。新た

な出費も考えられましたし、7月中に決まらなければ不動産閑散期である

お盆に差し掛かってしまい、下手をすると9月に流れ込むこともあり得ます。

もっと言うならば、売れるのが遅ければ遅いほど必要経費は膨らみます。

現在も払っている固定資産税、旧ローン、管理費、修繕積立金などなどが

どんどん出て行きます。さらに売却余剰金で一括繰上げ返済する予定に

なっている新しい住宅ローンが、高い残債のまま高い返済額を支払うこと

になります。1ヶ月延びれば50万円程度の経費が余分にかかる危険性

もはらんでいました。払えなくはありませんが、出来ればそういう経費は

今後の繰上げ返済に回したいところ。


私の本音では「今日決めてくれるなら値引きしてもいい」でしたので、その

方針は担当者に伝えておきました。お金は余分にかかる上に、週末の予定

まで制限されることが長期間続くのはとても耐えられません。3日目で話が

まとまればこんなに幸せなことはありません。

 

夕刻・・・内覧開始から3時間経過しても終了連絡が入りません。3時間半

が経過したあたりでやっとこさ連絡が。「○○さん、けっこういい感じです」

 

その後、何度かやり取りを電話で繰り返し、最終的には夜9時半に業者の

店舗内で契約。購入者にもご挨拶。若くて初々しくて非常に印象の良い

ご夫婦でした。こういう方々に買ってもらえて私は本当に幸せな気分です。

当日決めてくれたのでざっくりと大き目の端数を値引きして契約しました。

それでも2年前に見積もりをした価格よりも500万も高いのです。最近の

近隣物件の相場よりは少し安めですが、私は時間を優先したのでそこは

問題ありません。

 

ただし不安が残りました。夜遅かったため内金の支払いが、翌日の今日

午後まで保留になったこと。これが支払われれば安心です。今日の午後

まで私は落ち着かない表情で仕事をします(身が入りませんでしたが)。

そして午後1時半。入金の連絡が入りました。さっそく着金の確認。OK。

担当業者さんからは「おめでとうございます」とうれしそうな一言。私から

も弾むような声で「ありがとうございます」。

 

あとは先方のローン審査が通れば来月末に引渡しです。業者担当者の

話と私の印象では、非常にしっかりしたお勤め先で人物的にもちゃんと

した方だったので、ほぼ問題はなさそうです。今まで大切に住んでいた

思い入れのあるマンションだったので、こういうしっかりした感じの方に

住んでもらえて本当にうれしい思いです。

 

これで最悪でもローンのダブル負担は8月だけ(新ローンの初回支払日

は8月設定になっています)。受渡日の設定と残債決済日の設定次第で

は、一度もローンの重複負担がないままになる可能性があります。ありが

たいことです。

 

なによりも来週末からは自由に動けるのがうれしい限り。さっそく夏温泉

でも遠出して楽しもうかな・・・そんなことを考えています。

 

やっと落ち着けそうなので、次回の一口メモでは写真も含めながら新居

のご案内を(個人情報が漏れない程度に)しようかと考えています。


嗚呼激動の3連休でした。


   

  

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